スマホの充電器ってどれでも同じじゃないの?

USBケーブルいっぱい

USB充電ケーブルは随分普及して、今や子供達のゲーム機、カメラ、ライト、美容家電のヘアアイロンや美顔器まで幅広く利用出来ますね。

機械を購入する度にいちいち、ケーブルがついてて、断線したものと混在していたり、使っていないケーブルが溜まっていませんか?
それに、差し込み口の形状が同じなのに、どうして充電が遅いの?とか充電しないことがあるの?という疑問がわく時があると思います。

同じ形状でも出力が全く違う

2020/04現在、スマホに挿すUSB充電ケーブルには3種類があります。
以下、コネクターの形状のメインは
台形型のmicroUSB (micro−B)
両側に白い線があるLightning
楕円形のtype−C
ちなみに、USB(パソコンや充電器側)に挿す口はUSB type−Aと言います。
※内側が青いUSBは、機器側も青い方をお選びください。通信速度が速いです

いつまでも充電が進まない原因

例えば、タピオカを細いストローでは飲みませんよね。
なのに、ストローに当たるケーブル側が2.1か3.0か3.1は正直コネクターの見た目ではわかりません。type−A側にSSと書いてあるのが速度がある、と言えば伝わるでしょうか。
そして、タピオカ側・・電力の出力がどうかも大事だったりします。
画像にあるように、差し込み口の2.1Aと1.0Aと記載しているものは分かりやすいですよね。

急速充電と言われるのは2.1A(アンペア)の方です。
理科の授業を覚えているでしょうか?
電力(W)=電圧(V)×電流(A)
アンペア、懐かしいですね。

パソコンのUSB2.0の給電能力(5V)は0.5A、
USB3.0(内側が青)は0.9A
パソコンで充電をしていても、ちっとも充電がたまらない理由はここです。
古めの機種のUSBが1.0A、今や2.1A対応の機種が多いのに
0.5Aに差し込んでいたら・・機械に負担がかかっちゃいます。

ケーブルというストローが細くて満たされるのが遅い場合と
出てくる電力が少ないのにストローだけ太くて遅い場合があります。
よくわかんないよ!という方は
スマートICと言って、本体がコネクターの先の機械を判別し出力を調整してくれるものもございますし、古い充電ケーブルは処分してしまうのも手です。

本当は、機械ごとにぴったりの数値で充電すべきなのです。

type−Cなんて最近の規格なのに、見た目が同じで出力が2.0と3.1があるので
ややこしいですよね。

随時新しいものに入れ替えましょう

見た目が同じに見えると言っても、パワーが違いますし、
USB差し込み口がいっぱいある本体でも「合計◯A」と書いてありますので
☑️全部が全部ハイパワーで充電されているわけではないということ
☑️古いケーブルは出力が小さいということ
この2つを本日は覚えて頂ければだいじょうぶ。

なーんか充電でイライラするな、と感じたら、
充電器やモバイルバッテリーのA出力、
ケーブルの購入時期をチェックしてみると良いかも知れませんよ。

闇雲に人にケーブルを借りるとデータが危ないとか、
モバイルバッテリーの劣化に関しては、いつかまた。

私が使っているケーブルはこちら
https://a.r10.to/hbLyTv(リンク有効2023/04/12まで)